モジュール · ② 商談化
Meeton Calendar
訪問者がコンバージョンした瞬間に表示される、Meeton 標準の商談予約機能です。AI コンシェルジュが会話の中で空き枠を提案し、自然な言葉で訪問者を選別し、適切な担当者を割り当て、CRM に商談予約を記録し、Slack、メール、Google Chat でチームに通知します。予約リンクの貼り付けや、別料金の予約ツールは不要です。
訪問者に見えるもの
できること
- コンバージョンを検知する
フォーム送信、資料のダウンロード、チャットの終了など、関心が最も高まった数秒以内に、サンクスページ、チャット、または呼び出し元に予約導線が表示されます。
- その場で枠を提案する
訪問者には、カレンダーの空き状況とルーティングに合った枠が表示されます。訪問者は1つを選び、設定した選別の質問に答えます。
- CRM への記録と通知
予約は次回の同期時に Salesforce や HubSpot に反映され、Slack、メール、Google Chat にすぐ通知されます。招待は双方のカレンダーに届きます。
設定のステップ
種類と表示
個人、ラウンドロビン、グループ、外部の種類と、名前、ID、所要時間、チャットサイドバー、QR コードを設定します。
招待者と日時
ホストと招待モード、連携カレンダー、稼働時間、リードタイム、バッファを設定します。
イベント
タイトルと説明のテンプレート、ビデオプロバイダー、サンクスページ、リマインダーを設定します。
選別とルーティング
自然な言葉で設定する AI 選別、資格条件ルール、ルーティングモード、リダイレクトを設定します。
予約カレンダー
ラウンドロビンの割り当てとリードクオリフィケーション(スクリーニング、製品内では「選別」)はインサイドセールスの標準用語です。スピード・トゥ・リード(リードが最初に関心を示してから、人または AI が最初に応答するまでの時間)は、本モジュールが短縮を目指す指標です。
「設定 → Meeton ai → カレンダー」で1つ以上の予約カレンダーを作ります。各カレンダーには固有の ID、URL、QR コードがあるので、チャット、広告、メール、印刷物、インライン埋め込みから使えます。エディタは6つのステップで進みます。
| ステップ | 設定内容 |
|---|---|
| 種類 | 個人(ホスト1人)、ラウンドロビン(複数ホストのうち1人を順番に割り当て)、グループ(複数ホストが1つの商談に参加)、外部(TimeRex・immedio の予約ページを埋め込み)。 |
| 表示 | 訪問者に表示される名前、説明、所要時間(例:「営業チームとの製品デモを予約」)。時間を選ぶ画面に「30分のミーティング」と表示することもできます。 |
| 招待者 | どのメンバーがホストか、招待者をどう組み合わせるかを設定します。「リストの全員」を招待して全員が空いている時間だけを提案する、「リストの誰か 1 人」を招待して少なくとも1人が空いている時間を提案する、または「複数のリストから 1 人ずつ」で各リストから1人ずつ招待し、各リストに空いている人がいる時間を提案します。 |
| 日時 | ホストごとの稼働時間、バッファ、リードタイム(最短でいつから予約できるか)、予約可能期間、地域別の祝日、予定が入っている時間(ビジー)を判定する連携カレンダーを設定します。 |
| イベント | 変数付きのタイトルと説明のテンプレート、ビデオリンク(Google Meet、招待者に限定するオプションあり)、サンクスページ、リマインダーを設定します。 |
| 選別 | 会いたい相手を自然な言葉で記述します。ルールを組む必要はありません。Meeton はカレンダーを表示する前にすべての訪問者と短い会話をし、条件に合う人だけが予約できます。訪問者として回答してテストできます。 |
連携カレンダー
| プロバイダ | Meeton が行うこと |
|---|---|
| Google カレンダー | 招待者の空き時間を読み、Google カレンダーにイベントを作成します。 |
| Microsoft 365 / Outlook | 招待者の空き時間を読み、Outlook にイベントを作成します。 |
| Garoon | 招待者の空き時間を読み、Garoon にイベントを作成します。 |
| TimeRex · immedio | 既存の予約ページをチャットのポップアップに埋め込みます。予約はリードとして記録されます。Meeton は空き状況の確認や招待は行いません。 |
| 連携なし | Meeton が予約可能な時間を提示し、予約を記録します。 |
空き状況は訪問者が表示した時点でリアルタイムに取得され、キャッシュされません。
ルーティングと資格条件ルール
カレンダーが複数ある場合、「カレンダールーティング」がフォームの回答やチャットの内容に基づいて、各訪問者を適切なカレンダーへ振り分けます。ルールは上から順に評価され、最初に一致したルールが適用されます。ルール内のすべての条件が一致する必要があります。モードは次の2つです。
- 最初の一致:訪問者は該当する最も優先度の高いカレンダーへ案内されます。
- すべての一致を表示:複数のカレンダーに該当する訪問者には該当するすべてのカレンダーが表示され、名前で選べます。
どのルールにも一致しない場合は、フォールバックのカレンダーが使われるか、選択画面が表示されます。資格条件ルールでは、予約の代わりにメッセージを表示して訪問者を「拒否」することもできるので、会うべきでない相手との商談を避けられます。ポリシーを無効にすると、ルールは保存されたまま、誰でも有効なカレンダーを予約できます。テスターにサンプルの訪問者を入力し、どのカレンダーに案内されるかを確認できます。
カレンダーを開く方法
| 開く場所 | 方法 |
|---|---|
| チャット | 購買意欲が高まるとエージェントから枠を提案します。チャットの設定で予約ツールを有効にしてください。 |
| リンクや QR コード | カレンダー固有の URL を使います。お客様のサイトでは、Meeton を設置した任意の URL に ?calendarId=<id> を付けると、ページを開いたときにそのカレンダーの予約ポップアップが開きます。QR コードには同じリンクが含まれます。 |
| 独自のボタン | Meeton.openCalendar({ calendarId, source: "thankYouPage" }) を呼び出します。「JavaScript API」を参照してください。 |
| ページ内にインライン | 専用の予約ページ向けの、フルページのカレンダー iframe です。フォームの横にチャットサイドバーを置き、予約しながら質問できるようにもできます。 |
| 広告やメール | クリエイティブの「商談を予約する」アクション、または Meeton Email にリンクされたカレンダーを使います。 |
カレンダーの ID を変更すると、古い ID からのリダイレクトが自動で追加されるので、印刷済みの QR コードや古いメールも引き続き使えます。リダイレクトは、担当者の不在時などに、ある ID へのアクセスを同僚のカレンダーへ一時的に転送するのにも使えます。アクセス数を見れば、削除しても問題ないタイミングを判断できます。
予約の後
- 招待はホストの連携カレンダーと訪問者に、ビデオリンクとイベントテンプレート付きで届きます。
- CRM:CRM 連携がオンでミーティング同期が有効なら、商談予約は HubSpot のミーティングエンゲージメント、または Salesforce のイベントとタスクとしてコンタクトに記録されます。
- 通知:「ミーティングの予約」と「ミーティングのキャンセル」のイベントがあり、どちらも通知ルールで使えます。
- メールの停止:予約したコンタクトは Meeton Email から自動的に除外されます。
- 無効なカレンダーは URL から到達できず、ルーティングとクオリフィケーションからも除外されます。
ダッシュボードでの表示
- 「モジュール別インサイト → カレンダー」で、予約数、出席率、チャット・フォーム・広告からのコンバージョンを確認できます。
- コンタクト → 商談で、各人の今後と過去の商談予約を確認できます。
トラブルシューティング
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 枠が提案されない | 期間内にすべてのホストの予定が埋まっている、リードタイムやバッファで枠が残らない、または連携カレンダーの接続が切れている | 「招待者と日時」で稼働時間を広げ、リードタイムを短くします。ホストのカレンダーを再接続してください。接続が切れたプロバイダには、イベントステップでマークが表示されます。 |
| ホストの予定が埋まっているのに枠が提案される | ホストのカレンダーが未接続で、Meeton は予約可能時間しか把握していない | 各ホストに Google、Microsoft 365、Garoon を接続してもらいます。 |
| 訪問者に違うタイムゾーンの時刻が表示された | 時刻は訪問者のブラウザのタイムゾーンで表示される | 想定どおりの動作です。招待には絶対時刻が記載されます。 |
| 訪問者が違うカレンダーに案内される | ルーティングルールは上から順に評価され、最初に一致したルールが適用される | ルーティングのテスターにサンプルの訪問者を入力し、ルールを並べ替えます。 |
| 予約できるはずの訪問者が拒否された | 資格条件ルールの条件、または AI 選別の説明によって除外されている | その訪問者として回答して選別をテストし、ルールを緩めるかポリシーを無効にします。 |
| リンクや QR コードが使えなくなった | カレンダーの ID が変わった、またはカレンダーが無効 | ID を変更するとリダイレクトが自動で追加されます。リダイレクトを確認し、カレンダーを再度有効にしてください。 |
| 招待にビデオリンクがない | ビデオプロバイダーが「なし」に設定されている、またはプロバイダの連携が切れている | 「イベント → ビデオプロバイダー」を確認し、連携を再接続します。 |
| 商談予約が CRM に表示されない | ミーティング同期がオフ、または CRM 連携が未設定 | 「CRM 連携 → アクティビティ同期 → ミーティング同期」を確認します。 |
| 予約が誰にも通知されない | 「ミーティングの予約」イベントがオンで、送信先が設定された通知ルールがない | 「通知」設定でルールを確認します。 |
よくある質問
Calendly などの予約ツールは必要ですか?
不要です。Meeton Calendar は連携したカレンダーを読み取り、イベントを自ら作成します。チームが TimeRex や immedio に統一しているなら、外部カレンダーとして埋め込めます。
訪問者は日程変更やキャンセルができますか?
はい。チャットエージェントに依頼すると、[MEETINGS_FORM] トークンで自分の商談予約が表示され、カレンダーへの追加、日程変更、キャンセルができます。日程変更・キャンセルとも、対応する通知が送信されます。
ラウンドロビンはどうホストを選びますか?
選ばれた時刻に空いているホストの中から、予約が均等になるよう持ち回りで選びます。招待モードが「リストの全員」の場合はすべてのホスト、「複数のリストから 1 人ずつ」の場合は各リストから1人ずつ招待されます。
訪問者の代わりに予約できますか?
カレンダーの URL や QR コードを送るか、タグを設置した任意のページに ?calendarId=… を付けて案内してください。予約は通常どおり、その人のレコードに記録されます。
どの休日がスキップされますか?
空き状況カレンダーに設定した地域の休日です。ホストごとに設定できるので、日本のチームと米国のチームが正しい休日で1つの予約カレンダーを共有できます。